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戯れにー謙市
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ざれうたが主の独り言
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2018/02/12 14:24
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ここがふるさと
家があり墓がある
絣半纏にもんぺがいい
アルマーニはちょっとね

あれが山
地図から消されていた
竹槍にゴム鉄砲がいい
トランプはちょっとね

ここは海
島や山に囲まれている
春と秋がいいね
自然に逆らうのはちょっとね

イソヒヨドリもアメリカザリガニも
街暮しに慣れたか
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中原中也・絶景53

2018/02/12 13:39
また来ん春・・・・・・
「ほんにおまへもあの時は
 此の世の光のたゞ中に
 立って眺めてゐたっけが・・・・・・」

思いは遠く光の影から
手をのばす
つかめそうでつかめない
もどかしさ
すべては夢であれと想う
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戯れ詩20180211

2018/02/11 15:59
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触れる言葉

屋根の下で家族は
リンリンと連なる
言葉が伝達手段なら
伝われば 言葉だ

三角屋根の町が
トントンと連なる
伝わらなければ
伝達手段を 考える

体にそっと触れて
わたしを伝える
指で髪を撫で
愛を伝える

想い考え触れて
言葉となる


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中原中也・絶景52

2018/02/11 15:25
月夜の浜辺
「月夜の晩に、拾ったボタンは
 どうしてそれが、捨てられようか?」

波打ちぎわで、小石と戯れ
砂まみれの足の裏を
太陽に向け叫ぶ
「ばちあたりめ!」
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2018/02/10 14:20
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じっと此処に佇めば
風がゆれる
猫がカラスを掴まえている
ボクはなにを掴まえているのだろう

一歩其処まで行けば
砂利道だ
小石がビニール袋に咬みつく
ボクはのど飴を噛み砕く

ここは何処だ
ボクが揺れる
猫はカラスと一緒に去り
飴のカスが甘い

寄りそうあなたに
そっとつぶやく

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中原中也・絶景51

2018/02/10 13:56
言葉なき歌
「そうすればそのうち喘ぎも平静に復し
 たしかにあすこまでゆけるに違ひない
 しかしあれは煙突の煙のやうに
 とほくとほく いつまでも茜の空にたなびいてゐた」

砂利道がつづき
むこうで旗がゆれている
影がわからず ぼくは
ぐるりとまわる
 
 
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戯れ詩20180204

2018/02/04 16:09
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鬼さがし

キック・ミー
心理ゲームが始まる
核をつくれ 打上げろ
平和?

キック・ミー
無線の億万長者が遊泳する
金をつくれ いくらでも
幸福?

キック・ミー
大気圏からミサイルが降りそそぐ
オンリー・ワン
未来?

平和の祭典で
豆まきだ(笑)


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2018/02/04 15:45
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リメンバー
なんとか
さあ蒼白い麦畑を
蹴散らせ

ヘブン
すべてが
それ赤銅色の川床へ
飛び降りろ

オーライト
すすめ
あの燃え尽きた街の
地下壕へ

センチメンタルな
混乱ばかりだ

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中原中也・絶景50

2018/02/04 15:30
一つのメルヘン
「やがてその蝶がみえなくなると、いつのまにか、
 今迄流れてゐなかった川床に、水は
 さらさらと、さらさらと流れてゐるのでありました・・・・・・」

いつのまにか手からすべり落ちた
画板
あれは10歳の春ごろ
いまも時々、さがし歩く
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中原中也・絶景49

2018/01/28 11:40
ゆきてかへらぬ
「さてその空には銀色に、蜘蛛の巣が光り輝いてゐた。」

指先でかるくはじかれた石粒は
もうこの町の色も匂いも忘れ
どこかの道中で
行き交うこどもに挨拶している
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戯れ詩20180128

2018/01/28 11:23
皆既食
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遠い空気の先で 月は
後ろを向いている
背中を丸め ピコピコ
ゲームでもしているようだ

向こうの岬の煙突から 煙は
どこか遠い国に越すようだ
まとめる荷物もなく サッササッサ
白い雲に乗る

暗くて静かだ
話す相手も話したい相手もなく
ただ 足をブラブラさせて
口を開けている

希望は地下や海底へ むかい
ニッコリと絶望が ここで微笑む


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2018/01/27 16:25
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半跏すれば
想いは遠く飛び立ち
日常だけが
反射する

未知数を置き換えれば
方程式は減り続け
未来だけが
一人歩きする

蘇生すれば
飛行機乗りは また飛び立ち
過去への憧憬だけが
行進する

すればする すればするで
なんとか 生きている

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戯れ詩20180127

2018/01/27 15:40
1月27日の揮発
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またむかえることができた
この日
ペンキ屋が家を洗う
シュシュシューと

なんとかたどりついた
この日
ペンキ屋が屋根を歩く
ギシュギシュギシュと

陽は月は星は
木は花は草は
放った指先で眠り
ペンキ屋だけが言い争う

ありがたや
独り茶碗酒を飲み干す
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中原中也・絶景48

2018/01/27 15:18
蜻蛉に寄す
「抜かれた草は 土の上で
 ほのかほのかに 萎えてゆく
 遠くに工場の 煙突は
 夕陽に霞んで みえてゐる」

人差し指をたてて 遠くに放る
指のはるか先に ふるさとがある
すべてが眠り 静まりかえっている
もう午後の景色だ

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2018/01/21 01:40
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蝋梅がともす薫りに
冬の寒さがしみる
失ったのは
あの言葉だけだろうか

つめたいビル風に
白い花がゆれる
消え去るのは
この時間だけだろうか

陳腐でちんけな雲に
攀じのぼる
わすれてしまったのは
自分だけだろうか

いろは唄を
 きょうも唱える


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中原中也・絶景47

2018/01/21 01:14
曇天
「 かの時 この時 時は 隔つれ、
 此処と 彼処と 所は 異なれ、
  はたはた はたはた み空に ひとり、
 いまも 渝らぬ この 黒旗よ。」

熊野では きょうも からすが死ぬ
約束は まもられない
透き通った空に 黒目だけが
きょうも 映る
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2018/01/14 00:02
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さむいのは嫌い
さみしいのも嫌い
月が照って こっそりと
石たちは会話する

さもしい人生
さきのない道
夜の草叢で ひっそりと
春は蠢く

花はさかない
僕はさけばない
ぐ〜ばかりだして
くくっとする

サンタクロースに
今年は会えるだろうか




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中原中也・絶景46

2018/01/13 23:42
春宵感懐
「雨が、あがって、風が吹く。
  雲が、流れる、月かくす。
 みなさん、今夜は、春の宵。
  なまあったかい、風が吹く。」

自然と同化したいのだ
人工的な物を食い
あなたまかせに暮し
自然と同化したいのだ

崩れる時、最後に吐く息が
自然と同化する
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2018/01/08 23:40
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澄んだ音階が静かに進む
一月の雨が降っている
喜びも悲しみも
ゆっくりと廻る

橙の実が透明に揺れている
一月の雨が頬を濡らす
風も光も
いつか青くゆれる

足を怪我した猫は眠り
一月の雨を温もらす
月も星も
休日の夢をみる

子供達の声がして
男は地平からそっとのぞく
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中原中也・絶景45

2018/01/08 22:57
独身者
「石鹸箱には風が吹き
 郊外と、市街を限る路の上には
 大原女が一人歩いてゐた」

今、彼は洗濯屋だ
カラカラ廻る乾燥機
空空空回りの時間
今、彼は洗濯屋だ
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2018/01/07 23:15
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仕事はしない方がいい
悪事となる
ただ黙々と人は動けばいい
重い心を担って

通り過ぎる道筋は
記憶となり
千年先の思い出は
空荷となる

太陽は昇り沈む月を
照らす
月の水がざわめく
わたしは

手のひら突き出し
親の無い四本の指を立てる


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中原中也・絶景44

2018/01/07 22:45
除夜の鐘
「除夜の鐘は暗い遠いい空で鳴る。
 千万年も、古びた夜の空気を頸はし、
 除夜の鐘は暗い遠いい空で鳴る。」

残響がすべての残滓を
消し去る
雑踏は沈黙する
しかし、しかしだ
それは一瞬

あらたな悲しい喧噪が
僕を包みこむ
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2018/01/02 23:36
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あるいはそうであろう
生きているというのは
夢の途中に居る事かもしれない
ちじまり、拡がる

律動する液胞と空胞が交差して
自然と人は共存する
閉じた目を開けば
必然などないのだ

臭蛇が天叢雲となり
草薙から日柳となる
侠客は剣を振りまわし
雪に眠る

めざめれば靴もなく
ひろ野にたたずむのだ



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中原中也・絶景43

2018/01/02 22:56
思ひ出
「その眼怖くて、今日も僕は
 浜へ出て来て、石に腰かけ
 ぼんやり俯き、案じてゐれば
 僕の胸さへ、波を打つのだ」

波打つ鼓動は
煉瓦工場を赤く燃やす
律動しはじめた空胞が
見えなかった景色を開くのだ


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2017/11/05 16:14
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庭に出ると星ばかりだ
裏に回れば 
ああここにいたのか
月の光

水瓶を虫が走り回り
100円のライトが
終わりのない時間への
道標となる

朝、月は太陽に光を贈り
太陽は木漏れ日を
森に配る
ここにもお裾分けだ

ああぐるり回れば
祈も希も消える 

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中原中也・絶景42

2017/11/05 15:53
お道化うた
「シュバちゃんかベトちゃんか、
 そんなこと、いざ知らね、
 今宵星降る東京の夜、
 ビールのコップを傾けて、
 月の光を見てあれば、
 ベトちゃんもシュバちゃんも、はやとほに死に、
 はやとほに死んだことさへ、
 誰知らうことわりもない・・・・・・」

星空 月の光 石段
見上げ 吸込まれ 眠る
夢で踊り 笑い 狂う
籐椅子は軋み
列車は停止して保線係のお出ましだ
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2017/11/03 22:52
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祭日の昼間
空気は晴れわたり
人は空中を渡り、火を吹く
街は閑寂なパニック

祭日の昼間
晴れ渡る空気の中
かわうそはにんまり笑い
オピオイドはこっそりと食べられる

苦い処方箋は放り出され
ゆったりと国は街気分となり
誰彼となく平等が歩きまわる
ベーシックインカム

街は哀しみを失い
青空は狂気の海だ
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中原中也・絶景41

2017/11/03 21:43
閑寂
「なんにも訪ふことのない、
 私の心は閑寂だ。」

日は照り、草はゆれ
唄がゆりかごのように流れる
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2017/10/28 22:25
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台風は週末を告げ
特別な思いを消し去る
花は枯れ冬の予感が
猫を不安にする

叫ぶ女の未来は
年末への期待となり
虫は地下に潜み
進化を待つ

坦々とした毎日に
淡々と生きたいのだが
耽々とした不安が
視線をとばす

終わりなのだが
始まりでもあるのだ

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2017/10/19 14:04
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どんとせい
叫ぶ夜
街は
崩れる

どんとせい
燃える月
空洞は
跳ねる

どんとせい
消える朝
男は
転げる

絵の中の筆跡を追いつめる午後
選挙カーはガラクタとなる 
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2017/10/07 22:14
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気ままな怒りが
エレベーターホールに充満している
車椅子の男たちの
入浴日

信頼を探して
踊り場に希望だけの笑顔が漂う
希薄な空気に咳込む
観葉植物

レイジもトラストも
蚊帳の外で刺され放題のアウト
冬になれば消えて行く
道標

うさぎの毛皮にくるまって
なんとか生きてきた




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2017/10/01 21:47
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山並みをみていると
眠くなる
じっとじっとして
バイオリンの吐息を聴く

親爺やおばさんの再就職は
大変だ
声枯らして正義に土下座する
破夏

情報竜巻が撒き散らす
糞尿にまみれ
目鼻はチカチカハクッション
溜息ばかり

重い胃を引きずって
脳は食堂を探す

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2017/10/01 00:50
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裏切りつづける事で
うまれる真実
70年経てば歴史となり
教科書が真実となる

伐り倒された枇杷の陰から
風が吹いて
新芽が季節はずれの
歌をうたう

さて さて さて
捨てられた教本の頁が
パラパラパラパラ
捲り眼く

少しは愛について
語れるだろうか
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夏十夜

2017/08/30 21:51
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夏二夜

手紙を書いた。
「真由子ちゃんは、夏安居(げあんご)ちゅうでちゅか。
 早く、破夏(はげ)して、おちごとにもどっちゅて下さい」
看板が強風に飛ばされた。
「北南西東に表玄関、裏口なし、避暑最適。 とよたホーム」

 
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夏十夜

2017/08/30 21:32
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夏一夜

夢をみた。
風の中、神戸の街を歩いていると、チラシが飛んで来た。
「健康スピード予防歯科
  0歳児からの速め早めの予防歯科
  永久歯から虫歯への一線は越えさせません」
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戯れ詩20170821

2017/08/21 22:37
水を打つ
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暑い夏と冷たい夏の戦争
交互に降りそそぐキャノンボール
美容師が織りなすテーゼは
裸の偉大な王様

水を打っても打っても
バッタは逃げない
食いちらされた朝顔の葉は
石となる

路地に佇み打ち水を見ている
ひとつの幻となり
通って来た道筋に
煙のように消えていく

暑い夏と冷たい夏が争い
夏休みは終わる

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世迷言

2017/08/14 22:50
はかなの世しばしよしばし世の中は
時代などない
季節の中を
うろうろうろうろ

気づけば焼けた鉄塔の上
梯子などない
酔の勢いで
ぶらーんぶらーん

切った張った惚れた腫れた
背なに竜などない
空盆に
どろどろどろーん

最期の盃は
世の中ばかなのよ
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ポケットのないズボン

2017/08/10 19:08
ポケットに入れようとして
ライターが指からすべり落ちる
ポケットのないズボン

ああそうだ
なんども繰り返される
ポケットのないズボン

くわえた煙草が落ちて
風が水滴を運び
青空がくすむ

僕は佇む
すべり落ちた夢のつづきを
どこで見るのだろうか

ポケットは白い糸で
縫い閉じられている

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砂利

2017/08/08 14:42
佇むのもなんだし
どうしようもない毎日が
ただ平均台の上を歩いて行く

通過する電車に
見捨てられた町が映し出され
ただじっと見つめつづける

宝くじに胸ふくらませ
一週間後には足元に砕け散り
夢の小石となる

ジャリジャリと歩けば
太陽は真上から照り
それなりに希望の照り返しはキツイ

そうだ傘をもてばいい
小石を砕き木を植えるのもいい
その下で座っているのもいい

明日は見えないように
飛び越していくから
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戯れ詩20170802

2017/08/02 16:18
かかし
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山道でペンキを持つ小僧に会う
町まで案内するそうな
茶色の足元が赤い→となる
影が嗤う

小僧の頭の上をカラスが跳ね
イノシシが道を拓く
賑わしい道中に力も湧く
枯れ枝がほくそ笑む

あれが町です 疾走するイノシシに乗った小僧が
赤いペンキをぶちまけ カラスが懐から財布をくわえ飛び去る
町では遅い到着に仲間がイライラしている
有利誤認

二本足のかかしは
信用ならぬ

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中原中也・絶景40

2017/08/02 15:36
頑是ない歌
「思ふけれどもそれもそれ
 十二の冬のあの夕べ
 港の空に鳴り響いた
 汽笛の湯気や今いづこ」

じっと澄ませば
ボクはここにいるよ
いつでも汽笛の中で風の中で
じっと待っている
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戯れ詩20170729

2017/07/29 09:17
花火
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釣り人は 空に竿をむける
寝苦しい夜がつづく
夢はたべられつづけ
カラカラ カラカラ揺れる

釣り人が 垂らす糸は空へ
景色は気色ばみ
虹が警笛を鳴らしつづけ
チカチカ チカチカ刻む

浮子にあたりだ
太陽が跳ね上がる
リールがバックラッシュする
カラカラ カラカラゆれる

夜、打上花火の
音だけがきこえる

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中原中也・絶景39

2017/07/29 08:49
北の海
「海にゐるのは、
 あれは人魚ではないのです。
 海にゐるのは、
 あれは、浪ばかり。」

伝説や物語は すべて
空に映し出される
いえいえ、映写機はありません
風が空に吹きあげるのです
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戯れ詩20170728

2017/07/28 23:02
一線
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ぶらさがる女とぶらさがりたくなる女に
出逢いはないのか
男は存在しない
もう捨て去るのだ

グイッとグググイッと
ニヤニヤとニャチニャチと
ヘラヘラとフニャフニャと
笊の中にでもいろ

飛び越えるべきか退くべきか
考えているうちに
足元をすくわれる
一線は動き回る

ずっと上の雲のすき間から
鳥はみている
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中原中也・絶景38

2017/07/28 22:34
雲雀
「眠ってゐるのは、菜の花畑に
 菜の花畑に、眠ってゐるのは
 菜の花畑で風に吹かれて
 眠ってゐるのは赤ん坊だ?」

鳥はのぼる 雲をおって
雲は遠慮がちに鳥を称える
目は鳥瞰する
雲は鳥を待っている
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戯れ詩20170725

2017/07/25 14:24

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炸裂するア砲
炎上するバcar
下りようとする幕の下から
チョロット舌がのぞく

外はギンギラ熱波
内はがんがらクーラー
観衆は首かしげながら
踊り出す ゆっくりと

陽炎はゆらゆら
入道はもくもく
降る気もないのに
空はウィンクする

切り裂かれた幕内には
誰もいない
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中原中也・絶景37

2017/07/25 13:37
春と赤ン坊
「薄桃色の、風を切って
 走ってゆくのは菜の花畑や空の白雲
 ――赤ン坊を畑に置いて」

行き先のないバスに乗って
泣き叫ぶ声を胸に
立ちつくしている
ながれる時間が景色となり
きえてゆく

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戯れ詩20170720

2017/07/20 15:05
伝導
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あふれる光の中で
あっぷあっぷしている
茶色い世界に
おしつぶされそうだ

履き心地のいい靴に
ふわふわしている
眉間の八の字が
くっつきそうだ

配信された希望に
繋がる術はなく
銀行員のオレオレ注意が
エンエンとつづく

ただゆらゆらして
すがる藁も蜘蛛の糸もない

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中原中也・絶景36

2017/07/20 14:40
秋日狂乱
「ではあゝ、濃いシロップでも飲まう
 冷たくして、太いストローで飲まう
 とろとろと、脇見もしないで飲まう
 何にも、何にも、求めまい!・・・・・・」

旅立った燕はどうしているのだろう
旅を捨てた鴨たちが水辺に集う
想いは消え 風が吹いて
藁が一本転がって行く
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戯れ詩20170719

2017/07/19 14:53
タイブレーク
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失われた日々
沈黙の日々
白日の夢 嘘
地べたを風が這う

旅の六部だろうか
しゃれこうべの横に鉦がみえる
ちょうどこんな晩だった
ふるえる事実はある

今が 幾つ目のステージなのか
今が 最初で最後のステージなのか
ボクがみえる?
だれかがどこかで 囁く

光の影がふりそそぎ
鳥は決着の鳴き声をあげる 

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